2020年5月25日に公益社団法人 日本小児科医会より、2歳未満のマスク使用に関する注意勧告が出されました。
★ 乳児のマスク使用ではとても心配なことがあります!!
○ 乳児の呼吸器の空気の通り道は狭いので、マスクは呼吸をしにくくさせ呼吸や心臓への負担になります
○ マスクそのものや吐物による窒息のリスクが高まります
○ マスクによって熱がこもり熱中症のリスクが高まります
○ 顔色やくちびるの色、表情の変化など、体調異変への気づきが遅れるなど乳児に対する影響が心配されます
★ 世界の新型コロナウイルス感染症の小児例からつぎのような点がわかってきました。
○ 子どもが感染することは少なく、ほとんどが同居家族からの感染でした
○ 子どもの重症例はきわめて少ない
○ 学校、幼稚園や保育所におけるクラスター（集団）発生はほとんどない
○ 感染した母親の妊娠・分娩でも母子ともに重症化の報告はなく、 母子感染はまれです
○ 子どもの新型コロナウイルス感染症は今のところ心配が少ないようです
＊ アメリカ小児科学会も米国疾病予防管理センターと同様に、２歳未満の子ども、とくに赤ちゃんのマスクは危険と警告しています。
