当院の特徴
Feature
Feature
離乳食ではじめてチャレンジする食材を病院で食べてもらう教室(はつチャレ)を開催しています。
食物アレルギーかあるかどうかを心配されているご家族は多くいますが、血液検査で事前にアレルギーが出現するかどうかを予測するには限界があります。では、食物アレルギーの有無をどうすれば知ることができるか、それは実際に食べさせてみないと分かりません。もし食べてアレルギー症状が出た場合、その時に初めてその原因となる食材探しがスタートします(問診と血液検査、食物経口負荷試験)。
このようなお話をすると、「食べないと分からないなら、食べさせてアレルギー症状が出たら怖いので食べさせません」と考えるご家族もいます。しかし、特定の食べ物をずっと除去し続けると、かえって食物アレルギーを起こすことになってしまいます。このことから2019年に改定された「授乳・離乳の支援ガイド」にも、少しずつ食べていくことが重要とされています。
そこで当院では、はじめての食材を安心して食べて貰うために“はつチャレ”(=はじめての食材チャレンジ)を実施しています。“はつチャレ”はご家族が子どもに食べさせたい食材を準備していただき、クリニックで実際に食べさせて1時間程度様子を観察します。もしなにかしらの症状が現れたとしても、すぐにスタッフが対応しますので、安心してチャレンジすることができます。
このように、“はつチャレ”は食物アレルギーが心配なお母さんたちが集まって参加していますが、最近は同じ歳の子どもを持つ保護者同士が知り合うチャンスや「大人と話がしたい」などの気分転換を目的として参加される方もいます。この“はつチャレ”は予約制ですので、もしご興味のあるご家族がいらっしゃいましたらご相談下さい(最大4家族まで参加できます)。
はじめての食材の選び方・調理の仕方をまとめていますのでクリックしてください。
予防接種を受ける場合に必要な、問診票の記入の手間を減らします。
web問診の利用で、予防接種の問診票もペーパーレスになり、保護者の負担なく短時間で回答できます!
定期接種を受ける場合、問診票(クリニック保管用)と予防接種申込書兼接種票(保健所提出分)の2枚が必要になります(任意接種は問診票のみ)。この問診票と予防接種申込書兼接種票は、接種者氏名や保護者氏名、現住所、生年月日、性別などの個人情報の記入欄が準備されており、例えば、1歳未満の乳児が予防接種を受ける場合、多い時は問診票と予防接種申込書兼接種票の計10枚にそれぞれ記入しなければなりません。また、ワクチン問診票は同じ質問事項に全て回答する必要があります。
事前にご自宅で問診票の記入を済ませて来られる保護者もいますが、クリニックで乳幼児を抱えてあやしながらの記入となれば、質問事項への回答漏れ、接種者の名前間違いや住所や生年月日の誤記入など、書類の不備につながることもあります。また、全ての記入を終えるのに時間がかかるため、院内滞在時間が長くなってしまうという問題も生じてしまいます。
このような予防接種に必要な書類の手間や面倒くささを減らし、短時間で正確な情報を記載できるようにするため、当院では以下のシステムを用意しています。
オンライン診療を通じて登園が可能と判断しましたら、当院から登園許可証を保護者のLINEもしくはGmailにpdfで送るサービスです。
これまでの登園許可証は、患者さんがクリニックを受診し、感染症や下痢症などの症状が改善したことを確認して発行していました。しかし、園に通っているこどもやその保護者にとって、慌ただしい朝に病院を受診し、受付や診察待ちを経て、診察後に登園許可証を受け取り、その足で登園するという流れは、親子ともに貴重な時間のロスを生じていました。
今回、当院が新しく導入した登園許可証サービスは、ご自宅でオンライン診療を通じてお子さんの登園が可能と判断しましたら、当院から登園許可証を保護者のLINEもしくはGmailにpdfでお送りします。
保護者はそれを受け取られましたら、お子さんと一緒に登園していただき、担任の先生に保護者ご自身のスマホ画面から登園許可証を提示して頂くだけで正式な書類として認められます。
本サービスをご利用いただくことで、限られた時間を有効に活用できるだけでなく、クリニックを受診しなくて良いため、二次感染の回避にも繋がります。また、個人情報保護の観点から登園許可証は当院IDと性別・年齢以外は記載しておりませんのでご安心ください。なお、本サービスにおける登園許可証の発行にかかる費用は無料です(オンライン診療は保険診療で行いますので、自己負担分のみ費用が発生します)。