岡田こどもクリニックは、1981年に小児科医である両親が藤崎の地で開院して以来、地域の子ども達の健康を見守り続けてきました。私は2002年から小児科医として働き始め、これまで、久留米大学病院(小児科・新生児科)、聖マリア病院(新生児科)、福岡市立こども病院(小児総合診療科・新生児科)に於いて、病気で苦しむこども達の治療に携わって来ました。
小児科医として、子どもの感染症やアレルギー疾患などの診療経験は当然ですが、特に、新生児集中治療室に入院した赤ちゃん達の治療、ダウン症などの生まれつきの病気を持つ子ども達の治療を専門にして来ました。その専門診療を通じて、病気と闘う子どもの傍に、児を懸命にサポートする保護者がいて、そして時に児の置かれた苦境を自分のせいとして責めてしまう保護者がいることに気付きました。このような経験から、私は病気と必死に闘うこども達に治療のサポートをすると同時に、保護者の想いにも寄り添うことを大事にして来ました。
2020年8月1日から父の跡を継ぎ院長となりましたが、クリニックでの診療においても、子どもと保護者いずれの気持ちも包み込む医療を実践していこうと考えています。皆様、これからも岡田こどもクリニックをどうぞ宜しくお願いいたします。