岡田こどもクリニックは、1981年に私の両親が藤崎の地で開院して以来、地域のこどもたちの健やかな成長を見守り続けてきました。私は2002年、小児科医としての第一歩を踏み出し、久留米大学病院、聖マリア病院、福岡市立こども病院といった様々な医療現場で、こどもたちの治療に全力で向き合ってまいりました。
私の専門は、新生児集中治療室での赤ちゃんたちの治療や、ダウン症などの生まれつきの病気を持つこどもたちのケアです。これまでに、たくさんの命と真剣に向き合い、ご家族と共にその重みを深く感じてきました。病気と懸命に戦うこどもたち、そしてそのこどもたちを支え続けるご家族の姿を見てきて、医師としてだけでなく、一人の人間として、彼らの力になりたいという強い思いが私の中に生まれました。ときには、こどもたちの苦しい状況に心を痛め、自分を責めてしまう保護者の方もいらっしゃいます。そのたびに、私は「医療とは病気を治すだけではなく、心も支えるものだ」と強く実感します。こどもたちとそのご家族に寄り添い、安心と希望を届けることこそ、私が追い続ける使命です。
2020年8月、父からこのクリニックを引き継ぎましたが、私の思いは今も変わることはありません。こどもたち一人ひとり、そしてご家族がここで心から安心できる、温かく迎え入れられる場所を提供するために、全力を尽くしています。診察室でのひとときが、こどもたちの明るい未来を育む大切な時間だと信じ、その未来を皆様と共に作り上げていきたいと思っています。
そして、2024年4月からは、常勤の医師として井手 水紀先生、林 美貴子先生が新たに加わり、当院で共にこどもたちの笑顔のために尽力していただくことになりました。両名の先生も、こどもたちの幸せと保護者の方々の想いに寄り添うことを大切にされ、日々の診療に真摯に取り組んでおられます。常時2診体制を導入することで、患者さんのお話にじっくり耳を傾ける時間を確保し、診察待ちの時間をできるだけ短縮できるよう努めております。
岡田こどもクリニックは、地域の皆様にとって単なる「かかりつけ医」ではなく、こどもたちの笑顔と健康を守る「家族の一員」のような存在でありたいと願っています。私たちは、日々情熱と愛情を持って、こどもたちとそのご家族を全力でサポートします。そして、当院のファンを増やすことを一番の願いとしております。
皆様の笑顔こそが、私たちの何よりの原動力です。どうぞこれからも、岡田こどもクリニックをよろしくお願いいたします。