岡田こどもクリニックは、
① 福岡市風しん抗体検査
及び風しん予防接種、
② 風しん第5期定期接種の
委託医療機関です。
新型コロナウイルス感染症の完全制圧が得られていない中、いま私たちに出来ることはワクチンで予防できる病気に対する免疫が十分でない場合は、積極的にワクチンを接種することだと考えています。そして、ワクチンが必要な感染症の多くは発熱を伴うため、今後仮に発熱した時に、ワクチン接種済みの感染症を否定できることは新型コロナウイルス感染症かどうかを絞り込む上でも大変重要な情報源になります。
現在、福岡市に住民票がある方を対象に風しん抗体検査及びワクチンに対する助成制度がありますので、該当される方はご検討ください。
風しん抗体検査が無料で受けられます
妊娠を希望されている方が過去の検査で十分な免疫を保有していることが判明している場合(風しんHI法で32倍以上、もしくはEIA法でEIA価が8倍以上)、その方と妊娠希望者及び妊婦の配偶者(パートナーを含む。)や同居者の抗体検査は対象外になります。お子さんの母子手帳に妊娠初期に産婦人科で実施した採血結果が貼ってありますのでご確認ください。なお、これまで風しん抗体検査を実施されたことがない方は、まずは無料の抗体検査を受けて下さい。
ワクチンの対象となる方
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妊娠希望者で、風しん抗体検査の結果、抗体価が低い方(HI法で16倍以下)。
妊娠中の方は風しんワクチンを接種できません。
ワクチン接種後は少なくとも2か月間の避妊が必要です(女性の場合)。
妊娠希望者及び妊婦の配偶者(パートナーを含む)や同居者(生活空間を同一にする頻度が高い家族など。)で、ご自身の風しん抗体検査の結果、抗体価が低い場合。
妊娠希望者及び妊婦の抗体価が低い、または風しん抗体検査を未実施の場合に限ります。
*風しんに対する免疫が十分でない女性がいれば、その方だけでなく配偶者やパートナー、同居者も一緒にワクチンで免疫を付けるという戦略になります。
ワクチン接種(麻しん風しん混合ワクチン)にかかる自己負担金は3,000円です
過去に麻しんにかかったことがある、もしくは麻しんのワクチンを接種したことがある方でも、麻しん風しんワクチンを接種することに問題はありません。
風しん抗体検査が無料で受けられます
平成26年(2014年)4月1日以降に風しん抗体検査を受け、風しんに対する抗体が十分量あると判定された方は対象外です。
ワクチンの対象となる方
予防接種のしおり
抗体検査を受けられた方で免疫が十分でないと分かった場合は(HI法で8倍以下)、ワクチン接種が無料(クーポン券)で受けられます。
*風しんワクチンは生ワクチンであり、妊婦に接種することはできません。妊婦を風しんから守るためには、免疫が十分でない1962年(昭和37年4月2日)から1979年(昭和54年)4月1日の間に生まれた男性の風しんワクチンの接種率を上げ、風しんの流行を予防するという戦略になります。
クーポン券の再発行や転入などで送付を希望される方は、下記へご連絡ください。
クーポン券 再交付申請書
早良区健康課 電話番号 092-851-6012