日本脳炎ワクチンを製造している2社のうち、1社のワクチンの製造が一時停止した影響を受けて、2021年度の特に前半にワクチンの供給量が大幅に減少し、国内で出荷量の調整が行われる見込みです。今後のワクチンの供給が安定するまでの間、以下の方を優先的に接種してまいります。
【接種対象者】
日本脳炎ワクチン計4回接種の内、第1期1回目と2回目の接種対象者を優先します
- 第1期1回目 標準的には3歳以上4歳未満(生後6か月以上7歳6か月未満)
- 第1期2回目 第1期の1回目より4週以上あける(標準的には6~28日の間隔)
- 2021年度の、1期追加(4歳)と2期(9歳)の接種のご案内は、2022年度に繰り下げて行う予定です。
- 2007年4月2日から2009年10月1日までに生まれた方は、9〜13歳未満の間に第1期(3回)の不足分を定期接種として接種できます。
- 過去の日本脳炎ワクチンの積極的干渉の差し控えにより接種を受ける機会を逸した方(1995年4月2日から2007年4月1日までの間に生まれた方)で20歳未満の方については、接種を全く受けていない場合は定期接種として第1期の接種が可能です。
- 今後のワクチンの供給状況にもよりますが、標準的な接種スケジュール内での調整ですので、有効性や安全性についての心配はございません。
日本脳炎ワクチンの接種を希望される方々にご迷惑をおかけいたしますが、皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。尚、ご不明な点がございましたら、お電話でお問い合わせください。