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厚生労働省新型コロナウィルス感染症対策推進本部は2020年5月18日に、『新型コロナウィルス感染症 診療の手引き 第2版』をwebで公開しました。その内容を下記にまとめましたのでご参照ください。なお、今後も最新情報が発表された場合に修正・加筆をしていく予定です。
【感染経路】
飛沫感染
換気の悪い環境では、咳やくしゃみなどがなくても感染すると考えられています。
接触感染
症状のある人が感染を拡げると考えられていますが、病原体を保有しているにも関わらず症状の無い人から感染するリスクもあります。
【潜伏期・感染可能期間】
潜伏期間 / 1-14日
新型コロナウィルスに感染してから症状が出現するまでの期間は1-14日(WHOは5日程度と報告)。
感染力が高い期間 / 発症2日前から発症後7-14日程度
症状が出現する2日前、つまり症状が出現する前から感染力があると考えられています。
新型コロナウィルスは鼻・咽頭〜肺で増殖すると考えられています。
血液・尿・便から感染性のある新型コロナウィルスを検出することは稀と考えられています。
【季節性】
既知のコロナウィルス感染症は一般に温帯では冬季に流行します。
新型コロナウィルスにも当てはまるかは不明です。
【症状】
【国内のデータ / 国立感染症研究所の感染症発生動向調査 2020/1/14 – 4/22】
患者数 / 10,590名(確定例9,438名, 無症状で病原体保有者 1,142名, 感染症死亡者のご遺体 10名)
発熱 8,136例(76.8 %)
咳 4,877例(46.1 %)
咳以外の急性呼吸器症状 953例 (9.0 %)
重篤な肺炎 736例 (6.9 %)
【重症化のリスク因子】
【合併症】
【参考文献】