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【重要なお知らせ】生後6か月からの日本脳炎ワクチンの早期接種を開始します

日本脳炎は、蚊を媒介とするウイルス感染症で、特にアジア地域で広く見られる病気です。この病気は、日本脳炎ウイルスに感染したブタを蚊が吸血して、その蚊にヒトが刺されることで感染が成立します。この感染症は重篤な脳炎を引き起こす可能性がある一方で、残念ながら治療法がありません。そのため日本脳炎の予防、つまりワクチンの接種が非常に重要です

 

通常、日本脳炎ワクチンの標準接種年齢は3歳からとされていますが、日本小児科学会は感染リスクの高い地域(ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域)に居住する小児に対しては、生後6か月からの接種を開始することを推奨しています。福岡県は感染リスクの高い地域であり、過去に国内で1歳代の日本脳炎患者さんの報告もあったことから、当院は日本脳炎ワクチンの接種を生後6か月から開始することにしました。日本脳炎ワクチンの早期接種に伴い、当院がお勧めしているワクチンスケジュールが変更になりますのでご注意ください。

これまで、日本脳炎ワクチンの接種開始を3歳からご案内してきました保護者の皆様へ。

お子さんの年齢に合わせて新たにワクチンスケジュールをご提案させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。

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