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当院では先週から インフルエンザA型 のお子さんが急増しています。
ここでは、よくご質問をいただく「検査のタイミング」「異常行動」「治療薬」についてまとめています。
動画にある通り、インフルエンザウイルスは感染直後は体内での数が少ないため、
発熱してすぐの検査では陰性になることがあります。
検査に適した目安:発熱から 12〜24時間後
発熱初期に陰性だった場合、ご希望があれば翌日以降に再検査可能(※日曜・祝日は再検査不可)

インフルエンザに感染すると、発熱のごく早い段階からノドに特有の変化 が現れます。
nodoca は、このノドの画像をAIが解析し、インフルエンザであるかどうかを診断できるツール です。
6歳以上で発熱して12時間以内
6歳以上で鼻の検査が苦手
※ただし A型/B型の区別はできません。
現在は、
抗ウイルス薬の服用にかかわらず、インフルエンザそのものが異常行動を引き起こす可能性がある
とされています。
対象:小学生以上〜10代
時期:発熱から24〜48時間以内
窓・ベランダの 施錠
ひとりにしない
すぐに様子を確認できる環境
治療薬は 年齢・体重・型(A/B) により処方が異なります。
A/Bどちらにも効果
1日2回 × 5日間
37.5kg未満は 粉薬
1回吸入で治療完了
手技が必要で、吸入不十分だと効果が弱くなることがあります
吸入が不十分でも 保険で別薬剤への変更は不可(自費なら可)
12歳以上:A/B両方に使用可(1回内服)
6〜12歳未満:B型に使用可(粉薬・錠剤)
受験・仕事・大会など発症を避けたい事情がある場合、
タミフル/イナビルによる予防内服が可能です(自費)。
抗インフルエンザ薬と異常行動について
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/pamphlet181207_01.pdf
インフルエンザQ&A
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html