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インフルエンザワクチン 2024-2025年シーズンのご案内

今年もインフルエンザのシーズンが近づいてきました。インフルエンザの流行に備え、ワクチン接種が推奨される中、従来の注射ワクチンに加え、今年から新たに痛みのない鼻スプレーワクチン「フルミスト」もご利用いただけます。接種方法や今シーズンの動向について、以下で詳しくご案内します。


まず、日本小児科学会は、注射ワクチンと鼻スプレーワクチンの2つについて、以下のようにコメントしています。

  • 2歳〜19歳未満の方は、どちらのワクチンでもインフルエンザを予防する同等の効果が期待できます
  • 喘息のある方には注射ワクチンを推奨します
  • 鼻スプレーワクチンは生ワクチンのため、飛沫や接触によってウイルスが拡がる可能性があります。周りに免疫が弱い方がいる場合(授乳中の方や免疫不全の方など)は、注射ワクチンをおすすめします。
  • 0歳6か月〜2歳未満の子ども、19歳以上の方、免疫が弱い方(免疫不全、妊婦さん、特定の病気のある方など)は、注射ワクチンのみが推奨されています。

ワクチンの選択でお困りの際は、スタッフまでご相談ください。


ご予約方法

  1. ワクチンの選択と予約について
    インフルエンザワクチンのご予約の際は、「注射」または「点鼻(フルミスト)」のいずれかをお選びください。
    フルミスト(鼻スプレーワクチン)は10月5日より接種可能です。ワクチン接種は完全予約制です。アイチケットの「インフルエンザワクチン予約」から予約をお取りいただき、当日は予約された時間帯にお越しください。
  • ご指定の時間より早く到着されたり遅れたりすると、順番が前後する場合がございますので、ご了承ください。
  • ご家族全員で接種をご希望の場合は、1枠で最大5名までご予約いただけます。
  • お子さんに付き添われた大人の方の接種は承りますが、大人のみでの接種はお断りいたします。また、在庫状況により、お子さまなどの接種を優先する場合がございますので、ご了承ください。
  1. キャンセルについて
    予約した当日の朝8時30分まではアイチケットからキャンセルが可能です。それ以降は、クリニックにお電話でキャンセルのご連絡をお願いいたします。多くの方がスムーズに接種できるよう、ご協力をお願いいたします。
  2. 支払い方法
    インフルエンザワクチンの料金は、クレジットカードやPayPayでのお支払いが可能です。
  3. 事前準備
    スムーズなご案内のため、事前にウェブ問診にご回答くださいWeb問診へ。紙の問診票をご希望の方は、以下のリンクからダウンロードしてご利用ください。

オーストラリアのインフルエンザ流行と日本への影響

毎年、オーストラリアでは6月から9月にかけてインフルエンザが流行します。このオーストラリアの流行状況は、日本のインフルエンザシーズンの予測に役立つ指標になります。昨年と同じように、今年もオーストラリアでインフルエンザの感染者が急増していることから、日本でも今冬の流行が予想されています。
また、今年の夏には沖縄で季節外れのインフルエンザ流行が見られました。こうした状況からも、インフルエンザは季節を問わず注意が必要です。早めのワクチン接種を通じて、しっかり予防対策を取りましょう。


新たに始まる「フルミスト」のご紹介

「フルミスト」は、鼻にスプレーするだけでインフルエンザを予防できる、国内初の点鼻型インフルエンザワクチンです。特に、注射が苦手な方や小さなお子さまにも安心して利用いただけるのが魅力です。

特徴と効果

  • 世界中で使用されている安全性の高いワクチンで、約1年間の効果が期待できます。
  • 鼻や喉の粘膜に直接作用し、効果的に感染を防ぎます。
  • フルミストは2歳から19歳未満の方を対象に接種が推奨されています

接種方法

  • 左右の鼻にスプレーするだけで、痛みを感じることなく簡単に接種が完了します。吸い込む必要もなく、短時間で済むため、特に小さなお子さんや注射が苦手な方にとって理想的です。
  • フルミストは1シーズンに1回の接種で効果が得られます。

注意点

  • 接種後数日以内にインフルエンザ様の症状が現れ、インフルエンザの検査を行った際に、ワクチン由来の成分によって陽性の判定が出ることがあります。

まとめ

今シーズンも、インフルエンザの予防対策としてワクチン接種が重要です。従来の注射型ワクチンに加え、痛みのない「フルミスト」が新しい選択肢として登場しました。フルミストは10月5日より接種可能で、鼻にスプレーするだけで注射を使わずにインフルエンザを予防できるワクチンです。これまでインフルエンザは冬の感染症とされていましたが、近年では夏場でも流行することが増えています。ワクチンを通じて、早期予防に努めましょう。ぜひ、インフルエンザ予防の新しい選択肢としてご利用ください。

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